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2008年4月19日 (土)

応援団に入りました

「はい、1!2!3!1!2!3!」




「バーロー!もっとちゃんとやれ、タコ!!」

「「はいッ!!」」
「んじゃもう1回!!」



大きな川にかかる橋。
その下で高校生たちが踊っていた。
彼らは、体育祭の応援団。その中に俺もいた。


二拍子のリズムで腕を動かしていく。

この応援団に参加して2日目。
周りについていくために、ただただ必死に動きを覚え、リズムを合わせていた。



「バンドの練習どうする?」
「どうしようか。つーか、応援団の練習でかなりツブれちゃうんだ。」
「あ、俺も」
「俺もー」

バンドメンバーはみんな応援団に入っていた。

「なら俺だけギター練習してもしょうがないから、俺も応援団入るよ」

それが入ることになった経緯。

ただただ、なにかに夢中になっていたかった。
そのためなら、バンドでも応援団でもなんでもよかった。



「ほらほらほら!!腕が下がってるって!もっとピシッとすんだよぉ!!」

「「はいッ!!」」



「おーっし、じゃあ昼休みな」
「「うぃーっす」」


10時から始まった練習は、ぶっ通しで続いていた。
昼休みのあとも練習は続く。



時間の過ぎるのがあっという間に感じられたのは、
めまぐるしく変化していく状況の表れではなかろうか。

とにかく色々な変化を体験した。
たった2時間の練習で足は筋肉痛になっていた。


「やー、大変だよなぁ」
「はっはっは、おにーさん疲れちゃったよ。」

自分のことを「おにーさん」と呼びながら、バッグからカルピスソーダを取り出す。
隣で会話をしている相手は、ケイという男。同級生。
「お、カルピス」
「カルピスじゃねえ。カルピスソーダだ」

そう言って、炭酸入りカルピスを飲む。
おいしいよ、カルピスソーダ。

「なぁ・・・、ケイ。」
「んー?」

「カルピスソーダってさ、手につくとベタベタするのな。」
「あー、炭酸系とか甘いヤツってみんなそうだよね?」

「・・・・・・。」
「・・・クロ、変なこと想像してない?」
「え?いやぁ、まっさかー(笑)」

「そーいやさ、クロ。カルピスってアレと似てるよな」
「うん。よくアレと似ていることをネタにされるよな。カルピスって。」
「うん、俺もよくネタにする。」
「俺も。」

「ケイ。あのさ。」
「うん。」

「なんか、見た目はカルピスでそれがベタベタするともう、なんていうか・・・」
「うん、何が言いたい?」

「・・・いや、なんでもない。」


・・・はて、俺はいったいなにを言いたかったのだろう。
ベタベタする手を拭いて、またカルピスソーダを一口飲んだ。

おいしいよね、カルピスソーダ。





空は曇り空。風がとても強かった。
川の近くということもあってか、吹き荒れる風はかなり強い。

風に逆らうように仁王立ちすると、髪は自然とオールバックになる。
男女含めて全員が風に向かって仁王立ちすると、全員がオールバックになった。

誰も彼も練習に必死で、髪のことなんぞお構いなし。



「おー、大分サマになってきたんじゃない?」
「マジすか?」
「あとはもうちょい肘をな、直角に曲げてな、
 ・・・バカ!、もっと腕を上げんだよ!
 そーそーそー、その高さと角度を意識すんの。OK?わかった?」

「はい」

「おーし、じゃあもっかい行くぞー」



3年の先輩の指導が続く。
受験勉強はいいのか、なんていう思いが頭をよぎったけれど、
そんなことは結局自分にはなんの関係もないので気にしないことにした。

昼休みが終わり、午後の練習が始まる。


昼休みの間に型を忘れてしまい、練習再開早々どつかれた。
面白いときと怖いときがあるよね、先輩って。
なんだろう、こういう威圧感。
今まで上下関係に厳しい部活等に所属してなかったせいで、
耐性ができてないのかもしれない。



太鼓のばちのようなモノで地面(コンクリで整備された道)を叩き、
先輩がリズムをとる。
それに合わせて1年生たちは型通りに踊っていった。


そんな練習が延々と続く。

1時間、2時間、3時間。ただただひたすら型通りこなすことの繰り返し。
「おーーーーす!!」というかけ声の練習もあった。
聞く方には「ヴォオオオオオオオオオス!!」という風に聞こえるかけ声。
男も女もデスヴォイスの練習。

それが終わると、また型の練習。




雨風に晒されながら、必死に型通りの動きをしていった。


先輩たちの動きをトレースするのに夢中だった。
必死に動いている間は、ただそれだけを考えることができたし、
うまく拍のリズムに乗れたときの達成感は本当に嬉しかった。

練習の合間にも、ひたすら型の練習をした。




そして4時半。
風と雨がかなり強くなってきたため、練習は中止となった。

「今日はこれで終わりだけど、明日もやるからちゃんと来いよー」
「1年男子は強制参加な」

「マジすかー」
「っせーな、ちゃんと来いよ」

「はいっす・・・」

1,2年は解散。
3年は残るらしい。すごいなぁ。



そして、川原からぞろぞろと高校生たちは去っていった。





「ぶーん。」
両手を横に広げて土手を歩く。
「どうした、疲れすぎておかしくなったか。」
「おにーさん疲れちゃったけど、いたって冷静なつもりだよ?」

ケイと一緒に土手を歩いていた。

○○といったカラオケはあーだったとか、
カルピスの話だとか、えっちぃ同人誌の話だとか、
○○がカラオケで歌ったときの動画を見たりだとか、
同人誌がたくさんあるサイトの話だとか、
カルピスの話だとか、カルピスの話だとかをしながら一緒に歩いていた。
お前誰かと付き合ったことあるー?みたいな話もしていた。


そして気が付けば自分一人だった。

ケイとは駅に向かう途中で分かれてしまった。




疲れたなぁ。

足がパンパンだなぁ。

明日も練習だなぁ。


今日の出来事をなぞっていた。
気をつけていないと、なにか思い出したくないものまで思い出しそうだった。

まぁ、今こういうことを書いているということは
その思い出したくないことを思い出してしまったということなのだけれども。



練習が終わり、一人になると、どうしても色々と考え込んでしまうようで。





結局、まだ忘れられないのね。俺は。


電車の中でそう実感したのだった。






(´・ω・`)
なにがしたいのかわからない。


ごめん、嘘。
どうしたらいいのかわからない。







そのうちわかるようになるのかな。
わかる頃には、もう取り返しのつかないことになってた、
なんてことは嫌だけれど。




ホントにどうすればいいのかわからない。
限られた時間の中で、いったいどう行動すればいいのだろう。



できることからやっていこう・・・。
それ以外どう動けばいいのかわからないし。



とりあえず、型の復習ですね。
明日はどつかれないようにしよう。


あと風呂でゆっくり考え事でもしたいね。


(´・ω・`)

だめだ、疲れてるせいかうまくまとめられないのです。
頭を冷やしてきます・・・。

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コメント

かっこいいですね!

うちも入りたかったけど手を挙げ損ねた(Д;)

夢は応援団長です。
・・って応援団にも入ってないのにね

投稿 まつ | 2008年4月19日 (土) 22時00分

応援団かぁ 楽しそうだね
うちも 4.5.6年と
やってたなぁ
むっちゃ大変やったなぁ
ってか何時間やってんのぉ
10:00~04:30!!!
すごすぎだよ・・・
疲れるだろうな
く( ̄△ ̄)ノガンバレェェェ!!

あの~「ベタベタ」って 
言葉から何を妄想してたんだか・・・
なんとなく分かる気がするのは
わたしだけでしょうか・・・。(笑

クロも考える事がいっぱいあって
大変じゃんね
うちもどうしていいか分かんないことが
あるんだよねぇ

困った時は空を見ているといいよ
クロが住んでいる方を見て
何を考えているか想像してるよ
空にたくさんの人の顔がうかんでくるから


投稿 もも | 2008年4月19日 (土) 22時11分

おお、急展開。
バンドメンバーがみんな入ってるからって、
肝心のバンドはいいのか?
うちの学校には応援団ってなかったなー。
試合のたびに有志で作ってた。
まあ、大変そうだけどがんばってください。

投稿 natsu | 2008年4月19日 (土) 22時36分

高校には応援団はありませんでした。
そのかわり半年だけ入っていたバトン部がポンポン持って高校野球の応援してました。

投稿 バニ | 2008年4月19日 (土) 23時37分

ロリコン上等だよw
でも。。。


たくさん たくさん 想っても
叶わない想いの方が多いさ!
(私だけかな?)

でも それだけ心が成長してるし
HPばんばん上がってくし

クロも
強くなってね

投稿 ククル | 2008年4月20日 (日) 00時24分

応援団かぁ⌒★
ぅちヮ練習するのとかあんま得意(?)
じゃないし、ずぅっと立っていることが
できなぃため小学でヮしてませんでしたorz
あぁ。クロが応援団かぁー(`・ω・´)
今、なんか【ザッ・青春☆】みたぃな言葉が頭
よぎったけんね。。w←アホ(馬鹿)

カルピス・・。いやカルピスソーダ(^ω^)
ベタベタッ。って聞くとあれでしょッ・・w
ってやばぃ。恥ずかしい!!!!><
なんかコメントしながらにやけてるよぉ・・藁
仕方なぃかぁー。仕方ないよねー。
反省します。スミマセンデシタ・・。_│ ̄│○


クロ。誰でも悩むんだよ。なにがなんなのか
分からなくなるんだよ。
たぶん、クロヮ忘れることができないと思う。
だからこそ諦めないでほしいんよ。
すっごく優しくて、すっごく人の気持ちを掴める
クロがミッキーヮ憧れだよ??
だから頑張って。応援ずぅっとしてるょ(^ω^)

空ってなんか見てると心がフワーッてなるんよ。
ぅちとクロヮ高知と東京ですっごく
離れてるけど空や人類のことで考え
てみると意外と近いんだよ。
ここにコメントしてくれる皆さんとも
空でつながってるよ。
泣きたいとき、すっごく辛い時、笑いたいとき
怒りたいとき・・。
どんな時でもぅちヮクロを応援するよ?
学校の応援団にヮなれなぃけど、
【クロ頑張れ☆応援団】ならどんなに練習が
きつくても頑張れるよ?

    だからクロ!!頑張ってね☆

投稿 ミッキー | 2008年4月20日 (日) 07時35分

応援団ガンガレ
カルピスは明らかにせいえry
・・・うん、なんでもないよ
限られた時間、ねぇ・・・
そりゃモモちゃんの気持ちだって移り変わっちゃうかもしれないけど、まず行動してみなくちゃ何も始まらないじゃん。
正直言って、クロは今逃げてるだけじゃないの?
厳しいことを言うようだけど、モモちゃんとのこと、「どうしたらいいかが分からない」って事実から目をそむけてるように見えるよ。
ちゃんと向き合って、話し合って、それからでも自分がどうすればいいかを決めても遅くは無いでしょう?・・・頑張れ。クロには、こんなに応援してくれる人がいるんだからね?それだけは、忘れないで。

投稿 まどか | 2008年4月20日 (日) 09時41分

応援団か~。うちの学校も厳しかったな~。
デス声集団だったよ^^★
工業高校だからよけいバイオレンス。

打ち込めば答えが見えてくるかもしれないよ??
とりあえず頑張って欲しい~(>_<)

投稿 よー | 2008年4月21日 (月) 10時34分

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